お客様から、よくご質問をいただくのが、
「黒糖と加工黒糖の違いはなんですか?」
というもの。
そこで、黒糖と加工黒糖の違いをかんたんにご説明します。
黒糖とは?
黒糖及び純黒糖と呼ばれるものは、サトウキビだけで作られたもの。
つまり、原料がサトウキビ100%のものを言います。
一般的に、商品名が「黒糖」もしくは「純黒糖」となっているものは、
サトウキビの絞り汁だけで作られたものです。
黒糖は、サトウキビの絞り汁を釜でじっくり煮詰めて作ります。
サトウキビだけが濃縮されて生まれた天然の黒糖です。
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加工黒糖とは?
それに対して、粗糖や糖蜜などに黒糖を加えて作ったもの。(加工したもの)
それを加工黒糖といいます。
原材料のひとつに黒糖を使っており、ミントや塩、ココアなど
様々なフレーバーの加工黒糖があります。
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ちなみに、wikipediaでの加工黒糖の解説が以下です。
黒糖に蔗糖、廃糖蜜などを加えて成分を調整したもの、もしくは粗糖(ザラメ)に糖蜜を混ぜた再製糖である。2012年4月1日から「黒砂糖」や「黒糖」と商品表示ができるのは、サトウキビの搾り汁を使った商品に限られる。黒糖に粗糖や糖みつを混ぜた商品は誤認を避けるため「加工黒糖」に改まる。
wikipediaより引用
日本黒砂糖協会のホームページには、
「加工黒糖の黒糖使用割合は、製品重量に対して5%以上 」
とありますので、極端な話、黒糖が5%しか入っていなくても、
加工黒糖と名乗ることができるのです。
簡単に言いますと、以下です。
黒糖(純黒糖)= サトウキビの絞り汁だけで作ったもの
加工黒糖 = 粗糖・糖みつなどに、黒糖を加えて作ったもの
原材料を見れば判断できます
「黒糖と加工黒糖はどうやって判断すればいいのか?」
と、質問をいただくことがありますが、原材料を見れば一目瞭然で
原材料が「さとうきび」だけになっているものが、黒糖(純黒糖)です。
ただし、例えば牛乳でも牛乳と加工乳があるように、
加工黒糖が「偽物の黒糖」というわけではありませんので、
お好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
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